freee株式会社(本社:東京都品川区、CEO:佐々木大輔、以下「freee」)は、freee 開発メンバー(通称:freee Developers)有志が執筆した技術同人誌「freee 技術の本」を制作したことをお知らせします。
本誌は、技術書にフォーカスした技術共有と普及のためのイベント「技術書典15」にて販売を行います。2023年11月11日(土)〜26日(日)にはオンラインで、11月12日(日)には池袋・サンシャインシティの会場で販売します。
■技術同人誌「freee 技術の本」について
「freee 技術の本」とは、freeeがこれまで培ってきた技術、チーム、カルチャーなど多彩な項目を、freee Developers有志21人が自身の経験をもとに執筆した技術同人誌です。エンタープライズ向け開発をしている多くの開発者の皆さまにとって有用な知見となることを目指し、Webアプリケーション、インフラ、QA(品質保証)、セキュリティ等と幅広い専門領域を持つメンバーが執筆しました。
■見どころは「生々しくて、少し笑える?」freee Developersの体験談
本書では、freee Developersの生々しい体験談や知見を、様々な角度から余すことなく記しています。freeeの開発現場について知ることができるだけでなく、開発者の皆さまが、日々の業務につ いて改めて考えたり、開発における課題のヒントを得られる内容となっています。
<PICK UP>第11章 事業会社で脆弱性診断ツールを作った話
freeeでは、インターネット上でお客さまにサービスを提供するSaaS企業として、本格的なサイバー攻撃訓練シナリオを自社で作成しCEOを巻き込んで訓練を実施する等、サイバーセキュリティ体制の強化に力を入れています。
第11章では、そんなfreeeが、事業会社でありながら「脆弱性診断ツール」を自作した経験についてPSIRTチーム(製品やサービスのセキュリティ向上を目指す社内組織)の藤岡祐が執筆しました。脆弱性診断とは、WEB公開するシステム等に対して模擬攻撃等を行ってセキュリティ上の欠陥がないかを確認するテストのことで、通常、外部のセキュリティ専門会社等が提供するツールを実施して行うことが多いものです。しかしながら、freeeのPSIRTチームでは、セキュリティリスクを開発サイクルのより早い段階で検出するために、自社のプロダクト専用の脆弱性診断ツールの自作に取り組みました。本章では、そこで得た知見や直面した課題、これからの脆弱性診断の在り方について、実体験をもとに詳しく語っています。
【商品情報】
「freee 技術の本」
執筆者:freee Developers 定価:1,000円(税込) ページ数:216ページ
販売サイト:https://techbookfest.org/product/gH7KWQuiHSSAg7F56sbmRJ
【収録内容】
第1章 エンジニア自身がワクワクしていることが最高のブランディング
第2章 自動テストのenabling戦略:SEQチームとプロダクトチー ムの連携
第3章 Takoyaki Rails アーキテクチャ概論
第4章 実録!販売管理に挑むアーキテクト達の夜明け
第5章 freeeにおけるSLO実践について
第6章 エンジニアが司会業を続ける理由とメリット
第7章 仕事心得2023
第8章 君はCustomer Reliability Engineerを知っているか
第9章 freee技術のクイズ
第10章 データベースのパフォーマンス改善や運用効率化を支える仕組み
第11章 事業会社で脆弱性診断ツールを作った話
第12章 freeeのモバイルアプリアクセシビリティについて
第13章 トイルを減らし、やりがいを増やす|freeeサインの開発生産性向上を目指して
第14章 地方拠点インタビュー
第15章 freee-bootstrapとflint
第16章 【ゆっくり解説】誰でもわかるfreee会計の開発体験(スタートダッシュ編)
第17章 プラットフォームとして自動テスト全体を捉え直す
■「技術書典15」出展概要
<オンライン開催>
会期:2023年11月11日(土)~26日(日)
会場:技術書典オンラインマーケット(https://techbookfest.org/event/tbf15/market)
<オフライン開催>
会 期:2023年11月12日(日) 11時~17時
会 場:池袋・サンシャインシティ 展示ホールD(文化会館ビル2F)
参加方法:オフライン会場にご参加される場合、公式サイト(下記リンク)にて無料の入場券を事前入手ください。
https://techbookfest.org/event/tbf15
出展区画 :freee Developersは「く 14」にて出展を行います。
■freee Developersについて
freeeでは、freeeの開発メンバー を「freee Developers」と呼称し、ブログやX等で、開発者向けに様々な情報発信を行っています。
freeeの開発情報ポータルサイト:https://developers.freee.co.jp/
freee Tech Night:https://freee-tech-night.connpass.com/
<本件に関するお問い合わせ先>
freee 株式会社 広報 (PR) 岡田麻希
E-mail: pr@freee.co.jp