その他2024-04-24

freee、福岡女子商業高等学校で「起業プログラム」を開講
「起業時代」編集部が授業を担当、起業アイデアの作り方から具体的な手続きまでを学ぶ

フリー株式会社(本社:東京都品川区、CEO:佐々木大輔、以下「freee」)は、福岡女子商業高等学校(所在地: 那珂川市、校長: 柴山翔太)のビジネスビューティーコースに在籍する生徒を対象に、4月12日(金)より、起業に関する授業「起業プログラム」を開講したことをお知らせいたします。
授業は、起業に関する情報をアプリや雑誌を通して発信するfreee「起業時代」チームが担当し、起業アイデアの作り方や起業家としてのマインドセット、開業届等の具体的な起業手続き等を学びます。

授業の様子

■取り組みの背景:「起業」が「普通の高校生」の人生の選択肢になる時代へ
内閣官房の「新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画 2023改訂版」によれば、2019年時点で起業を望ましい職業選択と考える人の割合は、中国で79%、米国で68%であるのに対し、日本は約25%と先進国・主要国の中で最も低い水準にありました。こうした実情から、政府もスタートアップへの投資を拡大するなど日本全体として起業の支援を加速させています。

起業を望ましいと考える人の割合のグラフ

そうした中で、若い世代では、「起業」を職業選択の1つととらえる人も徐々に増えており、日本政策金融公庫の実施する「高校生ビジネスプラン・グランプリ」の2023年度の参加校は505校と、初開催の2013年度の参加校(151校)に比べ3倍以上となりました。これまで、若い世代の起業というと特別優秀な人が設立するスタートアップのようなイメージが主流でしたが、「普通の高校生」が自分の価値観やアイデアをもとに「普通に起業する」時代が到来しようとしています。

freeeでは、これまでも、「ふつうの人がフツーに起業できる時代」を目指して、起業に関する情報を発信する雑誌「起業時代」の発刊や、起業の検討から手続きまで会社設立を無料でサポートする「起業ダンドリコーディネーター」のサービス提供を行ってきました。今後、より若い世代においても、「就職」と同じように「起業」を自分の人生の選択肢と考える人が更に増えてほしいとの思いから、この度、高校での起業プログラムの提供をスタートすることとしました。

■授業内容:アントレプレナーシップを養い、「自分でも起業できる」ことを知ってもらいたい
この度、授業を開講する福岡女子商業高等学校のビジネスビューティーコースは、未来の女性リーダー育成のため、「美容」を学びの入り口に、「経営」を学ぶ専門コースです。本コースの中で、freeeは「起業プログラム」と題して、2024年4月から12月まで、2年生および3年生の生徒約64名を対象に全25回、50時間にわたる授業を担当します。
授業では、「普通の高校生」の中にアントレプレナーシップ(起業家精神)の芽を養い、「自分でも起業できるかもしれない」と感じていただくことを目的に、起業アイデアの出し方やマインドセット、更には開業届の出し方や経理のことなど、実際の起業イメージを分かりやすく伝えていきます。

実際の授業の様子の写真

実際の授業の様子

■フリー株式会社 起業時代編集長 磯貝美紀 コメント

フリー株式会社 起業時代編集長 磯貝美紀

「起業時代」は創刊から2年半、250件以上のスモールビジネスを取材してきました。等身大で、一歩一歩挑戦を続けていく方を取り上げることを大切にしています。福岡女子商業高等学校様のスローガン「挑戦を楽しめ!」に大変共感を感じており、このたび、このような機会を頂けたことをとても嬉しく思っております。授業では、これまで取材させていただいた起業家の方にもゲスト登壇いただきながら、高校生にとって身近に感じられる起業の授業をお届けしたいと思っています。

■福岡女子商業高等学校 校長 柴山翔太氏 コメント

福岡女子商業高等学校 校長 柴山翔太氏写真

独立開業が盛んでありながら経営に関しては独学で学んでいる方が多数であるという美容業界の悩みを聞き、ビジネスビューティコースを立ち上げました。本校はリアルな学びを届けることを強く意識しており、これまでも多くの経営者の方やサポート企業との連携により、経営への関心が高まっている今、次なるチャレンジとして開業までの道筋を高校時代に体験できる学びを作れないかと考えていた中で巡り合うことができたのがフリー株式会社様でした。

ガッツポーズする磯貝(左)と柴山氏(右)

起業時代の「十人十色のリアルストーリー」から伝わってくる今後の女性の「多様な働き方」に関することや「何度でも、何歳からでも挑戦できる」といったメッセージ内容が、まさしく本校が目指したい教育内容と重なる部分が多く、強く共感しました。 本校生徒が当プログラムを経験することで、起業が特殊な選択肢ではなくなった状態で自分の人生をデザインしてくれることを楽しみにしています。



<報道関係者からのお問い合わせ先>
フリー株式会社 広報 (PR) 岡田麻希
E-mail: pr@freee.co.jp
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