フリー株式会社(本社:東京都品川区、CEO:佐々木大輔、以下「freee」)は、スモールビジネスの起業を目指す人が、起業に関する基礎知識や法人設立のやり方、起業初年度の会計の基礎知識等を学ぶ「スモビ(※)のがっこう」を今年中に開校することをお知らせします。併せて、今年8月に開催予定の「夏期講習」に向け、参加者の募集を開始します。
※スモールビジネスの略称。
■背景:一人でも始められる「スモールビジネス」が活況、一方で起業家教育には遅れも
日本政策金融公庫が融資先を対象に調査した「2023年度新規開業実態調査」によると、新規開業の規模は年々低予算・少人数化しています。
そのような中で、「ふつうの人」やこれまで割合の少なかった「女性」にも起業が身近な選択肢となってきており、同庫の「2023年度新規開業実態調査」では開業者に占める女性の割合が過去最高となっています。
一方、日本全体のアントレプレナーシップ (起業家)教育受講者はわずか1%(※)と、日本の「起業教育」は世界的にも遅れており、知識不足等を理由に起業をためらう人も多くいます。freeeの起業専門誌「起業時代」チームも、約250人の起業家の話を聞く中で、「起業についてのノウハウや財務的な知識など、学校で教わりたかった」という声を多く聞いてきました。
そこで今回、freeeの「起業時代」チームで統括編集長をしている磯貝美紀が発起人となり、スモールビジネスを起業しようとする人が起業するまでをサポートする「スモビのがっこう」のサービスを開始することにしました。
※日本の大学におけるアントレプレナーシップ(起業家)教育受講者は1%(「アントレプレナーシップ教育の現状について」/文部科学省/2021年)
■「ふつうの人」と伴走し、起業を後押しする「スモビのがっこう」
「スモビのがっこう」では、「個人開業」、「法人設立」、「個人事業主からの法人化」等の各個人の到達目標に合わせ、クラスを編成します。入学は随時可能ですが、各クラスは原則として同時期の起業を目指します。生徒は、オンライン/オフライン混合の授業や、担当マネージャーのフォローアップ、クラスの仲間との交流、税理士との相談等を経て起業し、その後、1期(1年間)事業を運営し終えたら「卒業」となります(費用:無料)。
今夏開校で、まずは、個人事業主からの法人化をテーマにした夏期講習を実施する予定です。
<応募はこちらから>
https://go.freee.co.jp/sumobi_2024summer.html
■「起業時代」統括編集長 兼 「スモビのがっこう」サービス発起人・磯貝 美紀
『起業時代』を創刊して約3年。約250人のスモールビジネスの担い手にお話を伺ってきました。その中で感じたのは「踏み出すまでに時間がかかる理由」としての「起業の分かりにくさ」と「独りぼっち感」。
昨今、高校や大学でアントレプレナーシップ教育に取り組む学校も増えつつはありますが、少なくとも私たち大人は、起業の方法やスモールビジネスの始め方など、習うこともなかったように思います。
それならば、誰もがいつでも「起業の進め方」を気軽に学ぶことができたり、仲間を見つけることができる場所を創りたい。「人生の選択肢の一つ」としての「起業」に、等身大で無理なくチャレンジする人が増えるよう、思いある人の始めの数歩を支える場所を、共に創っていけたらと思っています。
<報道関係者からのお問い合わせ先>
フリー株式会社 広報 (PR) 岡田麻希
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