サービス情報2024-10-11

【開業・起業に関する実態調査】趣味や副業から自由に起業する時代に 本業以外に収益がある未開業層の5人に1人が収入目的ではない『プレフリーランス』に従事


  • 開業率9.1%の中、趣味や副業からの開業は40代以下で約24.4%
  • 20以上のプロダクトによる“開業・起業したい”にまつわる多様なサポートを紹介する特設サイト
    「ビジネスを、人生を、もっとフリーに。」公開


フリー株式会社(本社:東京都品川区、CEO:佐々木大輔)は、この度、freeeの提供する20以上のプロダクトを通じて、ビジネスの“むずかしい”を“たのしい”と感じてもらえるよう、開業・起業にまつわるあらゆるサポートを紹介する特設サイト「ビジネスを、人生を、もっとフリーに。」を公開しました。
特設サイト公開に際して、現在の開業や起業に関する最新の実態を調査しました。他国と比較して日本の開業率が低い状況が続く中、本業からではなく趣味や副業から開業する人が比較的若い世代で増加傾向にあり、本業以外に収益がある未開業層の中でも5人に1人が収入や起業が目的ではない形での収益活動『プレフリーランス』を行っていることがわかりました。趣味や副業から自由に起業を行う時代になりつつある中、freeeはふつうの人がフツーに起業できる世の中を目指します。

「ビジネスを、人生を、もっとフリーに。」特設サイトのページ画像

■調査結果サマリー
<開業・起業層>
・開業・起業をしている人は9.1%
・本業ではない「副業・趣味」からの職種で開業・起業した人は全体で18.7%、
40代以下に限定すると24.4%
<未開業・未起業層>
・未開業層の中で、本業以外に収入がある人は12.3%
・本業以外に収益がある未開業層の中で、起業や収入目的ではない収益活動
『プレフリーランス』 を行っている人は21.2%
・開業・起業をしたいができていない人の理由ランキング1位は「スキル不足」

■調査概要
調査期間:2024年9月27日〜9月30日
調査方法:Webアンケート方式
調査対象:20代~60代男女
有効回答:1,053件(本調査)

<開業・起業層>
■開業・起業をしている人は全体の9.1%
開業・起業を個人事業主、または法人であることと定義し、すでに開業・起業をしているかを質問したところ、「している」と答えた人は全体の9.1%という結果になりました。

問『すでに開業・起業をしているか』 90.9%が『開業・起業していない』、9.1%が『開業・起業している』と回答した。円グラフの画像

■40代以下の開業層の約4人に1人が、「本業」ではなく「副業」や「趣味」で行っていた職種で開業
開業・起業層に対して、開業する前からその職種の経験があったかを質問したところ、本業で行っていた職種ではなく、副業や趣味で行っていた職種で開業した人は40代以下だと24.4%と約4人に1人が該当しました。これは全体の18.7%よりも約6%多く、若い世代の方がその割合が高くなる傾向がみられます。

問『開業する前からその職種の経験があったか』 40代以下では約24.4%が、50-60代では13.7%が趣味・副業から開業した経験があると回答した。棒グラフ画像

<未開業・未起業層>
■未開業層の中で本業以外に収益がある人は12.3%
未開業層に対して、現在の収入源を質問したところ、本業以外での収益がある人は12.3%いるという結果になりました。

問『未開業・未起業者の本業以外の収入の有無』 66.7%が『本業(会社員・非正規雇用)の収入のみ』、12.3%が『本業以外での収入もある』、15.9%が『収入なし』、5.1%が『その他』と回答した。円グラフ画像

■本業以外に収益がある未開業層の中で、起業や収入目的ではない収益活動
『プレフリーランス』 を行っている人は21.2%

未開業層の中で本業以外で収入が発生している人に対して、その活動を始めたきっかけを質問したところ、「収入を増やすため」が65.3%と最も多い一方、「趣味」や「スキルアップのため」といった、収入や起業目的とは違う疑似的フリーランス活動『プレフリーランス』を行っている人が21.2%いる結果になりました。

問『本業以外に収益が発生している活動を始めたきっかけ』 65.3%が『収入を増やすため』、13.6%が『趣味』、11.0%が『その他』、7.6%が『スキルアップのため』、2.5%が『開業・起業(独立)するため』と回答。『未開業・未起業者の本業以外の収入の有無』 66.7%が『本業(会社員・非正規雇用)の収入のみ』、12.3%が『本業以外での収入もある』、15.9%が『収入なし』、5.1%が『その他』と回答した。円グラフ画像

■開業・起業をしたいができていない、もしくはしたくない人の理由ランキング1位は「スキル不足」。一方開業・起業に向けた準備をしている人の悩みランキングでは「スキル不足」は最下位と真逆の結果に
開業・起業をしたいと思っているが行動できていない、もしくはそもそもしたいと思わない人にその理由を質問したところ、最も多かったのは「スキル不足(44.5%)」でした。一方、開業・起業に向けた準備を行っている人の悩みランキングでは、「スキル不足」は最も少ない22.7%という真逆の結果になっており、自身のスキルへの自信が開業・起業に向けた第一歩のハードルになっていることが伺えました。

問『開業・起業をしたいができていない、もしくはしたくない人の理由に関するランキング』 1位は『スキル不足』で44.5%、2位は『時間的な余裕』で39.8%、3位��は『やりたいことが決まってない』で31.3%、4位は『資金調達』で30.5%、5位は『体力的な余裕』で22.7%。n=128(MA)

問『開業・起業に向けた準備をしている人の悩みに関するランキング』 1位は『体力的な余裕』、『時間的な余裕』、『家族や生活面』がそれぞれ36.4%で同率、4位は『資金調達』で31.8%、5位は『スキル不足』で22.7%。n=128(MA)

■“開業・起業したい”にまつわるすべてのサポートを紹介する特設サイト
「ビジネスを、人生を、もっとフリーに。」公開

会計ソフトのイメージが強かったfreeeは、2021年に「スモールビジネスを、世界の主役に。」をミッションに掲げ、ブランドを刷新。「だれもが自由に経営できる統合型プラットフォーム。」となることを目指し、開業・起業から事業運営・事業拡大までのすべてをサポートする20以上のプロダクトを提供しています。それらのプロダクトを通して、freeeがパートナーとして、みなさまのビジネスの“むずかしい”を“たのしい”に変えられるようサポートしていく。そのイメージをお伝えし、感じてもらうための特設サイト「ビジネスを、人生を、もっとフリーに。」を公開しました。

特設サイトURL:https://www.freee.co.jp/lp2/business-life/

「ビジネスを、人生を、もっとフリーに。」特設サイトのページ画像

■「freee開業」同時リニューアル
個人事業主向けの開業書類無料作成サービス「freee開業」を、開業準備に必要なものが揃う・見つけられるサービスとしてリニューアルいたしました。開業時においては、「どのように開業の準備をしていいのか分からない」「自分にとって必要な準備が分からず不安を抱えている」といった悩みがあることに気付き、開業時に必要なものを一覧で見つけ易いサービスとしてリニューアルする運びとなりました。今後もより一層個人事業主の方に寄り添えるサービスとして進化して参ります。

「freee開業」URL:https://www.freee.co.jp/lp2/opening/01/

■調査結果についての見解
国内における生産年齢人口の減少に伴い、多種多様な働き方や生き方が提唱されている中において、今現在の個人の方々が開業や起業に対してどのような考えを持ち、行動をしているのかを知るため実態調査を実施しました。結果としてでてきた最新の開業・起業層の割合は9.1%と、一概には比較できないものの政府の成長戦略に掲げていた「開業率10%台」にもう少しで届きそうな数値であり、「スモールビジネス」のトレンドを感じる結果となりました。また、趣味や副業から起業されている方も若い世代に多くなっているように、起業のきっかけやその形は自由であり、決して本業からの起業といった決まった形式ばかりではないということを、世の中に知っていただきたいと思っています。freeeはこれまで、開業・起業にまつわる雑誌やサービスを通して個人の方の創業をサポートして参りましたが、上述のトレンドや傾向も踏まえ、“スモールビジネスを起業しようとする人が起業するまでをサポート”するオンラインの学びの場「スモビのがっこう」もこの8月に開校しました。すでに2回の講座が終了し、延べ300名を超える多数のお申し込みをいただいています。
freeeは今後も皆様のご期待に添えるようサービスの拡充に努めて参ります。

「スモビのがっこう」URL:https://www.freee.co.jp/opening/o/sumobi/



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