■マジ価値サマリー（このお知らせでお伝えしたいこと）
- freeeは済生会熊本病院と医療業界におけるバックオフィスのDX推進に向けて業務提携を行いました
- 今後は済生会熊本病院事務部門と連携し、freeeが提供する統合型クラウドERPの医療機関向け開発のフィードバックおよび医療機関におけるfreeeプロダクトの導入に関するサポート、経営企画に関わる病院のバックオフィス支援サービスの開発を行います
フリー株式会社（本社：東京都品川区、CEO：佐々木大輔、以下「freee」）と社会福祉法人 恩賜財団 済生会熊本病院（所在地：熊本県熊本市、院長：中尾浩一、以下「済生会熊本病院」）は、医療業界におけるバックオフィスのDX推進に向けて業務提携を行いました。
今後は済生会熊本病院事務部門と連携し、freeeが提供する統合型クラウドERPの医療機関向け開発のフィードバックおよび医療機関におけるfreeeプロダクトの導入に関するサポート、経営企画に関わる病院のバックオフィス支援サービスの開発を行います。
■医療業界向けバックオフィス業務支援サービスの開発に向けて業務提携
済生会熊本病院は熊本県内・九州地方の医療機関において、ICT導入や働き方改革・地域医療連携などで先進的な取り組みを行い、全国でもトップクラスの実績を持つモデル病院として評価されている医療機関です。また、高度急性期医療を担い、医療連携の重要なハブとなっています。
現在、医療業界において生産人口減少や働き方改革に伴う人手不足、物価高に伴う厳しい経営環境などが課題となっています。さらには医療提供を支えるバックオフィス業務に携わる事務職員の確保も深刻になりつつあり、対策が急務となっています。
freeeでは2024年から医療福祉業界を専門としたチームを立ち上げ、医療業界における課題とニーズを調査し、課題解決に向けて新たなプランの提供やfreeeプロダクトの機能開発などを進めています。
このような背景から、済生会熊本病院と業務提携を行い、医療業界の経理・人事を中心とした経営企画部門などのバックオフィスにおける課題を解決し、業界全体のデジタル化と業務効率化を行うことで、患者さまと向き合う時間・職員の満足度が高まる環境を創出し、医療業界の本来あるべき姿を目指します。
今後の両社の取り組みとして、AIを搭載した医療機関向けのプロダクト開発を予定しています。
■済生会熊本病 院 院長 中尾浩一 氏のコメント
医療の本質は、言うまでもなく患者さん一人ひとりと向き合い、最善の医療を提供することにあります。しかし、社会構造の変化は医療現場にも大きな影響を及ぼしており、従来の仕組みのままでは、いずれその本質さえも揺らぎかねません。現時点から、医療の質を持続的に高めていくための変革が必要です。今回のfreeeとの提携は、テクノロジーの力で医療現場を支える業務基盤を強化し、スタッフが専門性を最大限に発揮できる環境を整える、未来に向けた重要な一歩です。我々の医療現場での知見と、freeeの持つ先進的な技術を融合させることで、全国の医療機関が抱える課題を解決する新たなモデルを提示できると確信しています。この挑戦が、日本の医療の未来をより明るく照らす一助となることを期待しています。
■済生会熊本病院 事務長 田﨑年晃 氏のコメント
日々複雑化する業務と、深刻化する人材確保の課題に直面する中、今回の提携は病院事務部門にとって大きな希望となるものです。現場の声を反映したツール開発に参画できることは、職員一人ひとりの働きがいを高めるとともに、業務の主体的な見直しや改善意識の醸成にもつながります。定型業務の効率化にとどまらず、変化するニーズに柔軟に対応するための企画・運営を、バックキャスティングの視点から推進する時間と余力を創出します。こうしたバックオフィスの変革を通じて、私たちは持続可能な病院づくりに力強く貢献してまいります。
■済生会熊本病院 概要
法人名：社会福祉法人 恩賜財団 済生会熊本病院
代表者：院長 中尾浩一
設立：1935年9月16日
所在地：熊本県熊本市南区近見5丁目3番1号
URL：https://sk-kumamoto.jp/
■フリー株式会社 概要
会社名 フリー株式会社
代表者 CEO 佐々木大輔
設立 2012年7月9日
所在地 東京都品川区大崎1-2-2 アートヴィレッジ大崎セントラルタワー21F
https://corp.freee.co.jp/
＜経営者から担当者にまで役立つバックオフィス基礎知識＞https://www.freee.co.jp/kb/
＜フリー株式会社最新の求人一覧＞：https://jobs.freee.co.jp/
freeeは「スモールビジネスを、世界の主役に。」というミッションのもと、だれもが自由に経営できる統合型経営プラットフォームを実現します。日本発のSaaS型クラウドサービスとして、パートナーや金融機関と連携することでオープンなプラットフォームを構築し、「マジ価値」を提供し続けます。