サービス情報2025-12-22

2025年のキーワード「物価上昇」と「働き方」に関する調査を実施 約8割の会社員が物価上昇に対して、現在のキャリアで対応できるか「不安」と回答


■マジ価値調査サマリー(このお知らせでお伝えしたいこと)

  • 会社員の約8割が、日常生活における物価上昇を実感しており、現在の働き方やキャリアで将来の物価上昇や生活費に対応できるか不安を抱いている
  • 副業を実施していない会社員は、自身のスキルや知見不足を理由に副業を選択しない傾向にあり、物価上昇対策としては「ポイ活」などの手段を選択している
  • 副業を実施している会社員は物価上昇対策として副業を検討しており、業務内容は「趣味や特技を活かしたサービス提供」への関心が高いことが明らかになった

フリー株式会社(本社:東京都品川区、CEO:佐々木大輔、以下「freee」)は、副業を実施していない会社員と副業を実施している会社員を対象とした物価上昇と働き方に関するアンケート調査を実施しました。

<調査概要>
調査期間:2025年11月25日〜12月3日
調査方法:Webアンケート方式
調査対象:副業を実施していない会社員、副業を実施している会社員に当てはまる全国の20〜60代男女
回答者数:1232名(副業をしていない会社員:725名、副業を実施している会社員:507名)

■会社員の約8割が「物価上昇を日常生活で感じている」と回答

物価上昇を日常生活で感じているかという調査結果のグラフで、77.5パーセントの会社員が感じると回答しており、副業の有無に関わらず8割近くが物価上昇を実感していることを示しています。

副業の有無に関わらず会社員として働く人に物価上昇を日常生活で感じているかについて聞いたところ、会社員の77.5%が「感じる」と回答し、「変わらない」が14.3%、「感じない」が8.2%という結果になりました。この結果により、会社員の8割近くが物価上昇の影響を認識していることがわかります。

■「今の働き方やキャリアで、将来の物価上昇や生活費に対応できるか不安」を抱える会社員が約8割を占める結果に

「今の働き方やキャリアで将来の物価高や生活費に対応できるか」という問いに対し、77.1パーセントの会社員が「不安」と回答している円グラフの画像です。副業の有無に関わらず、8割近くの会社員が将来の家計維持に不安を感じている現状が示されています。

副業の有無に関わらず会社員として働く人に今の働き方やキャリアで、将来の物価上昇や生活費に対応できるかについて尋ねたところ、77.1%が「不安」と回答しました。物価上昇の実感だけでなく、自身のキャリア継続に対する危機感も8割近い高水準にあることがわかりました。

■副業未実施の会社員は「ポイ活」に、副業を実施する会社員は「さらなる副業」に意欲的

物価高対策として興味・関心があるものについて、「副業なし」と「副業あり」の会社員別に比較した棒グラフです。副業なしの層ではポイ活や節約が上位ですが、副業ありの層では「副業」への関心が最も高く、副業なしの層に比べて「副業」への関心が2.5倍、「独立・起業」への関心が4.3倍以上高いことが示されています。

物価上昇対策として、今後特に興味・関心があるものを聞いたところ、副業を実施していない会社員は「ポイ活」へ意欲的であり、次いで「節約」に興味があると回答しました。一方、既に副業を実施している会社員は、「副業」に関心を示しており、副業を実施していない会社員と比べて相対的に「副業」への関心が高いことがわかります。

■副業への抵抗は「時間不足」「知識・スキル不足」が最大の障壁に

副業をしていない会社員を対象に「これまで副業を実施してこなかった理由」を尋ねた調査結果の円グラフです。最も多い理由は「副業をする時間の余裕がない」と「知見やスキルが不足していると思うから」の2項目で、それぞれ26.3パーセントを占めています。これに次いで「副業が禁止されているから」が21.1パーセントとなっており、時間やスキル、就業規則が主な障壁となっていることが示されています。

副業を実施していない会社員にこれまで副業を実施してこなかった理由について聞いたところ、最も多かったのは「副業をする時間の余裕がない」「知見やスキルが不足していると思うから」であり、26.3%の同率トップの選択肢となりました。この結果から時間的な制約に加え、知識やスキルの不足の認識が副業に踏み出せない主な要因となっていることがわかりました。

■副業の中核は「趣味・特技のサービス化」、個人の強みを武器にした働き方へ

副業をしている会社員を対象に具体的な活動内容を尋ねた調査結果の棒グラフです。「プライベートの趣味や特技を活かしたサービス提供」が205名と最も多く、僅差で「スキマバイト」が200名と続いています。これらに次いで「会社員での知見を活かしたサービス提供、コンサルティング」が135名となっており、個人のスキルや隙間時間を活用した多様な働き方が広がっている様子が示されています。

現在行っている副業の業務内容を具体的に聞いたところ、最も多かったのは「プライベートの趣味や特技を活かしたサービス提供」となり、次いで「スキマバイト」、「会社員での知見を活かしたサービス提供、コンサルティング」という結果になりました。この結果から、副業は個人の趣味やスキル、既存の知見を活かすものが主流となっていることがわかります。

■物価上昇の対策として「個人の趣味や特技を活かしたサービス提供」が鍵に
今回の調査により、物価上昇への対応において、副業を実施していない会社員と副業を実施している会社員の間に大きな意識の差があることが明らかになりました。副業を実施していない会社員の副業を実施してこなかった理由は「知識やスキルが足りないと思うから」が最多であり、副業を実施している会社員の副業の業務内容は「プライベートの趣味や特技を活かしたサービス提供」が最多でした。
この「スキルの捉え方」の差を埋めるべく、freeeでは個人の強みをビジネスへ繋げるサポートを推進しています。その一例として、起業や副業に関する「知」と「声」が詰まったポータルサイト「ソダテル by freee」を先月公開しました。今回ご紹介した内容以外の調査結果も、同サイトにて詳しく公開しています。今後も、働き方に関する調査データや、キャリアチェンジに挑戦した先輩社会人の体験談などを順次発信します。

「ソダテル by freee」とは

「ソダテル by freee」というポータルサイトの調査レポートのメインビジュアルです。背景には薄いブルーで街並みが描かれ、中央には「物価上昇は会社員のキャリア観をどう変えたか? 副業のあり・なしでの収入確保へ働く実態を調査」というキャッチコピーが配置されています。その下には、左側に「副業なし」の会社員男女のイラストと調査対象者数725名の記載があり、右側に「副業あり」の会社員男女のイラストと調査対象者数507名の記��載があります。全体として、物価高騰を背景とした副業の実態調査を知らせる爽やかなデザインのバナー画像となっています。

「ソダテル by freee」は、これからのキャリアを考えるミドル層の会社員から、すでに事業を始めた個人事業主まで、「自身の事業を成長させたい」と願うすべての人を応援するための、プラットフォームです。
新しい働き方への挑戦や起業のリアルな実態など、あらゆる「知」と「声」を集め、スモールビジネスに携わるすべての人の新しい働き方をサポートします。

ソダテル by freee:https://portal.secure.freee.co.jp/growth



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