その他2019-11-19

人事労務freee、年末調整をスクリーンリーダーで利用可能 画面内の項目を音声で読み上げて操作が可能に

freee株式会社(以下、freee)は、マイナンバー・法令改正に対応しているクラウド人事労務ソフト「人事労務freee」で、従業員による年末調整の情報確認・入力画面がスクリーンリーダー(Windows NVDA・iOS VoiceOver・Android TalkBack)でも利用可能になりましたことをお知らせします。
これにより画面内の情報を音声で読み上げることが可能になり、視覚障害者や高齢者など視覚的に操作することが困難な方の操作を補助することが可能になります。
年齢や身体障害の有無に関係なく、誰でも必要とする情報に簡単にたどり着け、利用できることを「アクセシビリティ対応」と言います。
今後も、freeeが提供するサービスのアクセシビリティ対応を強化し、人事労務freeeを通じて”誰でも簡単に年末調整が出来る”を実現してまいります。

開発の背景
全国の雇用障害者のうち、視覚障害者は3.6万人(注1)にのぼります。また、従業員数45.5名以上の事業主は法定雇用率以上の割合で障害者を雇用する義務があります。
自身で記入が困難な人は誰かに代筆してもらうことが多く、代筆者の作業時間確保が必要になるだけでなく、保険料や住宅ローン等あまり他人に見られたくない情報を伝えなくてはいけないという精神的苦痛が課題でした。
また、視覚障害者のうち、スマートフォンの利用率は53%、タブレットは21%、パソコンは94%(注2)にものぼり、freeeも各デバイスのアクセシビリティ対応を進めています。
注1:厚生労働省「障害者雇用実態調査」
注2:視覚障害者のスマートフォン・タブレット利用状況調査2017
実際の画面(動画)
https://youtu.be/dX4lqZZsKUg
スマホで出来る年末調整
画面内の項目を音声で読み上げて操作が可能になります。
『従業員情報、扶養親族、保険料控除、住宅ローン控除』の確認と入力が可能です。

画面内の項目を音声で読み上げる

全盲エンジニアによるスクリーンリーダー操作チェックを実施
freeeで働く全盲のエンジニアがスクリーンリーダーを用いた操作を事前に確認。使いやすさを追求し、スムーズに操作ができるか検証を重ねました。


全盲エンジニアによるスクリーンリーダー操作チェック

人事労務freee
https://www.freee.co.jp/hr/
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今後もfreeeが提供するサービスのアクセシビリティ対応を強化し、人事労務freeeを通じて”誰でも簡単に年末調整が出来る”を実現してまいります。