freee は、住信SBIネット銀行株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:円山法昭、以下「住信SBIネット銀行」)と、freee が提供するかんたん会社設立ソフト「会社設立 freee」を住信SBIネット銀行向けにカスタマイズした「住信SBIネット銀行×freee -会社設立-」を、2017年11月20日付でリリースすることをお知らせします。freee と住信SBIネット銀行は、これまでにも、残高・入出金明細取り込みや振込データにおけるAPI連携を通じて中小・中堅企業の生産性向上に貢献してまいりました。本取組は、会社設立時の必要書類作成及び法人口座開設の手続を簡略化することにより、創業・開業の支援を共同で実施するものとなります。
■ 日本における会社設立を取り巻く状況は依然として非効率
会社設立手続きは、各種書類の手配や作成から関係者の捺印、役所への提出手続きなど、手続きが多く煩雑なうえに、各種書類には同じ情報を何度も記載しなければならず、とても非効率です。このような日本の起業環境は世界でも106位(注 と、決し て高いものではありません。「会社設立 freee」は、こうした環境を受け、2015年6月に会社設立時の必要書類を圧倒的に簡単に作成・出力することのできるサービスとして開始しました。画面のガイドに従って入力すれば、会社設立に必要な書類の作成が最短5分で完了し、かつ会社設立時の必要書類に記入した情報を用いて、そのまま法人口座の開設申込みを行うこともできるという手軽さから、リリース以降、累計5,500社以上の会社設立に利用されてまいりました(2017年9月時点)。
■ freee は住信SBIネット銀行と共同で創業へ向かう経営者を支援
今回リリースする「住信SBIネット銀行×freee -会社設立-」は、住信SBIネット銀行向けに開発したもので、「会社設立 freee」に入力したデータが住信SBIネット銀行の法人口座開設申込みフォームに連携されることから、簡単に住信SBIネット銀行の法人口座の開設申込みを行うことが出来ます。
これまで、住信SBIネット銀行とfreeeは、残高・入出金明細取り込みのAPI連携(2016年8月16日付当社プレスリリース)や、振込データ(振込先登録情報および振込結果情報)におけるAPI連携(2017年4月13日付当社プレスリリース)などを通じて、共同して中小・中堅企業のバックオフィス業務の効率化に貢献しておりますが、本取組により、創業・開業の支援まで共同で取り組んでまいります 。
freee では、今後他の金融機関とも同様の連携を進めていくことにより、創業を目指す方々をより一層支援してまいります。
※注:世界銀行「Doing Business 2018」
■住信SBIネット銀行のコメント
当社の法人のお客さまのうち、約4割は会社設立後6ヶ月未満(以下「創業期」)のお客さまであり、創業期のお客さまにご愛顧いただいております。freee様とはこれまでAPIを活用した協業を進めてまいりましたが、創業期のお客さまにとっても価値のあるサービスを提供すべく、「住信SBIネット銀行×freee -会社設立-」による創業・開業の支援を実施することと致しました。
今後も、当社は創業を目指す方のご支援を続けてまいります。
■ 住信SBIネット銀行について
FinTechへの取り組みをはじめとする、金融業における近未来領域の開拓と、革新的な事業モデルの追求に日々努め、お客さま及び社会の発展に貢献する新しい価値を創造を目指す、インターネット専業銀行です。
HP:https://www.netbk.co.jp/wpl/NBGate
■ freee 株式会社について
「スモールビジネスに携わるすべての人が創造的な活動にフォーカスできるよう」をミッションに掲げ、人工知能(AI)技術を使った最先端の機能開発や金融機関との連携により、バックオフィス業務効率化のソリューションを提供しています。