■アンケート調査サマリー
・新規顧問先の獲得に対して、大規模事務所が80%、全体でも64%が重要と回答しました
・顧問先の獲得に関して工夫していることは、「資金繰り支援や経営支援など付加価値サービスの充実」という回答が48.4%ともっとも多く、経営コンサルティングの需要が高いことがわかりました
・新規顧問先の獲得において、80%以上が「紹介」を重視しています
・紹介から顧問契約に至る割合について過半数が「75%以上」と回答し、税理士業界において「つながり」は重要な位置づけだと言えます
freee株式会社(本社:東京都品川区、CEO:佐々木大輔、以下「freee」)は、会計事務所を対象とした税理士業界の顧問料・新規獲得に関する実態調査を実施しました。また、本調査資料をプレゼント特典とした会計事務所向けセミナー「少額の広告費で10件の顧問先を獲得した吉川氏による顧問先獲得セミナー」を2022年11月29日(火)15時からオンライン無料開催します。今回のセミナーは本調査レポートを詳しくご紹介する第1部と、吉川義重税理士事務所 代表税理士 吉川義重 氏による顧問先の新規開拓に関する成功事例をご紹介する第2部にパートを分けて開催します。顧問先獲得に課題を感じている方、またGoogleマイビジネスなどインターネットを使った集客方法に興味をお持ちの方におすすめのセミナーです。
<調査概要>
実施期間:2022年4月18日~5月2日
対象:全国の会計事務所 回答数 総計150件(うち税理士133名)
調査方法:インターネット調査
調査機関:Mikatus株式会社(2022年9月にfreee株式会社と合併しました)
■新規顧問先の獲得に対して、64%が重要と回答
新規顧問先の獲得に対しては、大規模事務所が80%、全体でも64%が「重要」と回答しました。一方、「重要ではない」との回答は20%弱でありました。事務所の規模別にみると、小規模、中規模事務所の50~60%が「重要」という回答であったのに対し、大規模事務所は80%という回答でした。このことから、大規模事務所においては、新規顧問先の獲得に対する認識がかなり高い様子がうかがえます。
■顧問先の獲得に関して工夫していること、もっとも多かった回答は「資金繰り支援や経営支援など付加価値サービスの充実」
「顧問先の獲得に関して、工夫されていることはありますか」という質問に対しては、「資金繰り支援や経営支援など付加価値サービスの充実」48.4%が1位と、経営コンサルティングの需要が高いことがわかりました。
続いて2位「ホームページの改善」43.0%、3位「紹介会社や広告の活用」33.3%、4位「サービス資料や料金表など、提案内容の見直し」30.1%、5位「交友関係の強化」8.6%という結果であり、いずれも新規の顧問先を意識した工夫でありました。
その他の回答としては、既存顧客へのサービスの徹底、既存の顧問先とのコミュニケーション、既存のクライアントさんを満足させる、など、既存の顧問先への工夫もあげられました。
■新規顧問先の獲得において、「紹介」は80%以上が重視
「新規顧問先の獲得において、紹介の位置づけはどの程度ですか」という質問に対しての回答は、「かなり重要」48.7%、「重要」31.3%という結果であり、80%以上が重視していることがわかりました。反対に、「あまり重要ではない」、「重要ではない」は、それぞれ3.3%、2.7%と少数回答でした。
■紹介から顧問契約に至る割合は75%が過半数
「紹介から顧問契約に至る割合はどの程度ですか」という設問に対しては、「75%以上」が56.0%ともっとも多く、「50~75%」28.7%、「50%未満」15.3%と続きました。
事務所規模別にみると、小規模事務所・大規模事務所の「75%以上」という回答がそれぞれ42.5%、56.0%とおよそ半数であったのに対し、中規模事務所では、「75%以上」という回答が86.8%とかなり多い結果となりました。
いずれにおいても紹介から顧問契約に至る割合は高く、税理士業界において「つながり」がビジネス継続と発展に重要な位置づけだと言えます。
■会計事務所向けオンラインセミナー「少 額の広告費で10件の顧問先を獲得した吉川氏による顧問先獲得セミナー」開催概要
日時:2022年11月29日(火)15:00~16:00
定員:50名
会場:オンラインセミナー
参加費:無料
申し込みURL:https://info.freee.co.jp/advisor/report202211_seminar
<登壇者プロフィール>
吉川義重税理士事務所 代表税理士 吉川義重 氏
吉川義重税理士事務所代表。祖父・父親ともに税理士。祖父の代から神戸の垂水の駅前で、税理士事務所を運営中。
祖父の代からである経営理念「お客様を大切にすること」をもとに、日々お客様が今求めていることを真剣に考えている。現在、新しいテクノロジーをお客様の業務に活用することを目的にfreeeに挑戦中。
<本件に関するお問い合わせ先>
freee 株式会社 広報 (PR) 佐藤知世
E-mail: pr@freee.co.jp