サービス情報2025-04-07

freeeの『起業時代』、起業を検討している約1,000人に“起業したい理由”を調査 理由の1位は「自分のスキルを試してみたいから」

フリー株式会社(本社:東京都品川区、CEO:佐々木大輔)が発行する起業・開業の専門雑誌『起業時代』が、全国の起業を検討している18歳〜59歳の1,007人を対象に「起業をしたい理由」に関する調査を実施しました。

<調査概要>
実施期間 :2025年1月22日 〜1月28日
調査方法 :インターネット調査
対象 :18~59歳の働いている男女
有効回答数 :1,007名

■起業を検討している理由の1位は「自分のスキルを試してみたいから」

<起業を検討している約1000人に聞いた、「起業したい最も強い理由」トップ10> 単数回答 N₌1,007 1位「自分のスキルを試してみたいから」23.0%、2位「会社組織に縛られず自由に働きたいから」14.3%、3位「自分のアイデアを形にしてみたいから」13.1%、4位「身近な誰かや地域の役に立ちたいから」11.6%、5位「収入を増やしたいから」9.7%、6位「グローバルに活躍し、社会に影響を与えたいから」6.6%、7位「出世や社内政治を気にせずに働きたいから」3.2%、8位「定年を気にせず働きたいから」2.6%、9位「今の仕事や会社に不満があるから」2.5%、10位「子育てや生活とのバランスの為、働く時間を自己コントロールしたいから」2.3% 横棒グラフで表した画像

起業を検討している1,007人を対象に起業を検討している理由を調査したところ、1位は「自分のスキルを試してみたいから」23.0%、次いで「会社組織に縛られずに自由に働きたいから」が14.3%、「自分のアイデアを形にしてみたいから」が13.1%、「身近な誰かや地域の役に立ちたいから」11.6%という結果となりました。
全体として前向きな理由で起業したい方が多いことがわかりました。

■男女別では組織での経験やワークライフバランスを意識した結果が反映

<【男女別】「起業したい最も強い理由」トップ7> 【男性】1位「自分のスキルを試してみたいから」19%、2位「会社組織に縛られず自由に働きたいから」17%、3位「自分のアイデアを形にしてみたいから」13%、4位「収入を増やしたいから」11%、5位「身近な誰かや地域の役に立ちたいから」10%、6位「グローバルに活躍し、社会に影響を与えたいから」5%、7位「出世や社内政治を気にせずに働きたいから」4%、【女性】1位「自分のスキルを試してみたいから」30%、2位「自分のアイデアを形にしてみたいから」14%、3位「身近な誰かや地域の役に立ちたいから」14%、4位「会社組織に縛られず自由に働きたいから」10%、5位「収入を増やしたいから」7%、6位「グローバルに活躍し、社会に影響を与えたい」5%、7位「子育てや生活のバランスの為、働く時間を自己コントロールしたいから」3%を示した表

起業したい理由を男女別で見てみると、男女ともに1位は「自分のスキルを試してみたいから」となりましたが、男性の2位は「会社組織に縛られず自由に働きたいから」、7位に「出世や社内政治を気にせず働きたいから」が入るなど、これまでの組織内での経験から起業をしたいと考える人が多いことがわかりました。
また、女性では7位に「子育てや生活のバランスのため、働く時間を自己コントロールしたいから」という理由が入り、ワークライフバランスのために起業を考える層が一定数いることもわかりました。

■世代別では40代と50代で「自分のスキルを試してみたいから」以外の理由が1位に

<【世代別】「起業したい最も強い理由」トップ7> 【20代】1位「自分のスキルを試してみたいから」31%、2位「身近な誰かや地域の役に立ちたいから」16%、3位「自分のアイデアを形にしたいから」15%、4位「会社組織に縛られずに自由に働きたいから」15%、5位「収入を増やしたいから」7%、6位「グローバルに活躍し、社会に影響を与えたい」5%、7位「出世や社内政治を気にせずに働きたいから」4%、【30代】1位「自分のスキルを試してみたいから」25%、2位「会社組織に縛られずに自由に働きたいから」15%、3位「自分のアイデアを形にしたいから」14%、4位「身近な誰かや地域の役に立ちたいから」11%、5位「収入を増やしたいから」9%、6位「グローバルに活躍し、社会に影響を与えたい」7%、7位「出世や社内政治を気にせずに働きたいから」3%、【40代】1位「会社組織に縛られずに自由に働きたいから」18%、2位「自分のスキルを試してみたいから」17%、3位「自分のアイデアを形にしたいから」12%、4位「収入を増やしたいから」11%、5位「身近な誰かや地域の役に立ちたいから」10%、6位「グローバルに活躍し、社会に影響を与えたい」7%、7位「出世や社内政治を気にせずに働きたいから」4%、【50代】1位「収入を増やしたいから」20%、2位「自分のスキルを試してみたいから」16%、3位「身近な誰かや地域の役に立ちたいから」14%、4位「会社組織に縛られずに自由に働きたいから」11%、5位「自分のアイデアを形にしたいから」7%、6位「今の仕事や会社に不安があるから」5%、7位「培ってきた経験・資格・人脈などを活かしたい」5%を示した表

年代別に起業したい理由を見ると、30代・40代では上位に「会社組織に縛られず自由に働きたいから」が入り、現在所属している組織内で感じていることが反映されていました。
また、50代では1位が「収入を増やしたいから」となり、さらに「今の仕事や会社に不満があるから」「培ってきた経験・資格・人脈などを活かしたい」という回答が上位に入り、長い社会経験をもとにセカンドキャリアに向けて起業を選択する理由が見えてきました。

■フリー株式会社 起業時代編集長 磯貝美紀コメント
ひとことで「起業」といってもその裏にある理由・想いはさまざまですが、大きく捉えると、世代や性別で傾向が見られることが今回、明らかになりました。
起業中心世代の30代・40代では、「自分のスキルを試したい」「会社組織に縛られずに自由に働きたい」など、社会に出てしばらく経った世代だからこその理由が上位に上がります。これに対し、20代以下の若い世代では、「身近な誰かや地域の役に立ちたい」という理由も上位に上がります。これは、学校教育でSDGsを学び、社会課題や地域課題にも関心が高い世代だからこその傾向にも見受けられ、学生や若い世代の社会起業が増えているのも、こういった背景が関係していると言えそうです。
一方で、50代では、「収入を増やしたい」「今の仕事や会社に不満がある」が上がるのが特徴的です。人生100年時代に、この先まだ長い人生を思えばこそ、「起業」という選択を考える方も増えているようです。同時に、「身近な誰かや地域の役に立ちたい」「培ってきた経験・人脈を生かしたい」も上位に上がります。「社会への恩返し」のような感覚で起業される方がいるのも、この世代の特徴と言えると考えられます。
性別で言えば、女性の起業したい理由として「子育てや生活のバランスの為、働く時間を自己コントロールしたいから」も上がりました。ワークライフマネジメントとして、「自らビジネスオーナーになる」=「起業家になる」という考え方も生まれつつあるようです。まさに、「起業が身近な挑戦」になってきたからこその傾向と言えそうです。

【20代】TIDA 木村朱里 氏は地域の海を守るために起業

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与論島でマリンインストラクターとして活動する中で、サンゴが白化し、海が汚れていくことに気づき、サンゴに害を与えない紫外線吸収剤不使用の日焼け止めを開発することを決意。単身・未経験で、商品開発・販売に挑戦する。

【50代】株式会社プライムセンス 高木淳 氏は経験を生かしてセカンドキャリア起業

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大手メーカーで培った、技術者・営業・経営のスキルを生かし、60歳を過ぎてセカンドキャリア起業。センシング技術を用い、プールでの溺水事故を防止するシステムを提供するスタートアップを仲間と共に起業し、ビジコン等にも数多く挑戦する。

■freeeでは年代・ニーズに合わせて様々な形で創業をサポート
freeeは、ミッション「スモールビジネスを、世界の主役に。」を掲げ、スモールビジネスの皆さんに必要なサービスの開発・提供をしています。創業期においても、年代やニーズに合わせて様々な形でサービスを提供しています。

『起業時代』
2021年には起業・開業の専門雑誌「起業時代」を創刊し、「ふつうの人が、フツーに起業できる時代」というキーメッセージを掲げ、起業・開業を検討している人が明日から始動するための段取りを雑誌やスマートフォンアプリを通じて情報発信しています。
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/4910653074
楽天ブックス:https://books.rakuten.co.jp/rb/17719670/
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「起業ダンドリコーディネーター」
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「freee創業融資サポート」
融資経験豊富な金融機関・融資コンサルティング経験者が事業計画書の作成や面談対策を実施し、創業融資の獲得に向けた伴走支援を行います。
創業融資だけでなく、日本全国の自治体における融資制度についてもサポートが可能なため、事業所の希望に合わせて複数の融資制度から最適な制度をご提案いたします。
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