freee株式会社(本社:東京都品川区、CEO:佐々木大輔、以下「freee」)は、本日開催の取締役会において、Why株式会社(以下「Why」)を株式交付子会社とする株式交付によりWhyを完全子会社化(以下「グループジョイン」)することを決議しましたのでお知らせいたします。
■Whyの完全子会社化で人事労務領域強化と情報システム管理領域に進出
freeeは「スモールビジネスを、世界の主役に。」をミッションに掲げ、「だれもが自由に経営できる統合型経営プラットフォーム」の実現を目指して統合型クラウドERPを中核としたサービスの開発及び提供をしております。
Whyは「ヒトの仕事をクリエイティブなものにする」を企業ビジョンとして、企業の情報システム部門向けの作業自動化ツール「Bundle」を2021年10月から提供しております。
グループジョインにより、freeeグループとしてBundleの提供を更に加速させるとともに、WhyがBundleの開発・提供において培ってきたアカウント管理のプロダクトやノウハウを取り込むことで、当社の目指す統合体験における従業員データ管理機能、ひいては人事労務領域サービス全体の強化を目指します。
■株式交付制度を活用したM&Aを実施
今回のWhyのグループジョインでは、2021年3月1日に施行された改正会社法において導入された株式交付制度を活用しています。
株式交付制度においては、株式交付親会社が株式交付親会社の株式または現金を対価として 株式交付子会社の株式を譲り受けることとなります。
株式交付制度の活用により、株式交付子会社の経営株主が事業に継続的にコミットすることが可能となるとともに、経営陣に当社株式を交付することがfreeeの企業価値の向上に向けた動機づけにつながると考えられること、現金を含む柔軟な対価の設計によりスピーディーな再編が可能なことを踏まえてこのような方法を選択いたしました。
<本件に関するお問い合わせ先>
freee 株式会社 広報 (PR) 品田真季
E-mail: pr@freee.co.jp