フリー株式会社(本社:東京都品川区、CEO:佐々木大輔、以下「freee」)は、(公財)福島イノベーション・コースト構想推進機構が運営するふくしま12市町村※移住支援センター(以下「移住支援センター」)、および一般社団法人双葉郡地域観光研究協会(以下「F-ATRAs」)協力のもと、2月8日(木)~9日(金)にフリーランス事業者向けの移住体験ツアー「まだ見ぬ明日と出会う旅 福島移住体験ツアー by freee」を開催しました。
※ふくしま12市町村とは、福島第一原子力発電所の事故により、避難指示等の対象となった南相馬市、田村市、川俣町、浪江町、富岡町、楢葉町、広野町、飯舘村、葛尾村、川内村、双葉町、大熊町を指します。
<イベントハイライト>
・福島在住のユーザーさん(kashiwaya古谷氏)のお弁当を食べながら、地方挑戦を楽しむフリーランサーの活動とその想いをテーマにクロストーク
・双葉タウンストーリーツアー
・福島在住フリーランサーなどスモールビジネスオーナーたちによる「地方で働き暮らすことの魅力」について講演
■福島で活動するフリーランサーと一般社団法人双葉郡地域観光研究協会(以下「F-ATRAs」)の代表を務める山根辰洋さんらによるクロストーク
福島県双葉郡にある「富岡駅 」からバスに乗った参加者がまず向かった先は大熊町にあるOIC(大熊インキュベーションセンター)。OICは、以前「大野小学校」として子どもたちが通っていた場所をリノベーションした施設で、現在はコワーキングスペースや企業のシェアオフィスとなっています。参加者の皆さんは、町の基幹産業創出の場になっているOICの施設を見学した後、福島で様々なことに挑戦する個人事業主の方々と、日々のバックオフィス事情や地方で働き暮らすことの魅力等についてクロストークを行いました。
クロストークの様子
参加者はほとんどが関東から。福島に親戚がいる人から全く縁のない人まで、参加背景はさまざま。
・自身も東京から福島への移住を体験した山根辰洋さん
今回のツアーにもご協力いただいたF-ATRAs代表の山根辰洋さん(写真)は、震災後間もない2013年に「支援者」として福島に移住。3年間の期限付き「復興支援員」となった後、前職で培った映像制作スキル等を生かしてばらばらになった双葉町民をつなぐ情報発信業務を推進しました。そして自身も双葉町民となってからは、スモールビジネスオーナーとしてインバウンド観光という領域で福島と県外、ひいては海外の人々を繋ぐべく、新たなビジネスに挑戦しています。