その他2025-07-10

Bundle by freee、「情シスのSaaS利用実態調査レポート2025年版」を公開 2年前と比較してSaaS利用は95%以上増加


■マジ価値サマリー(このお知らせでお伝えしたいこと)

  • SaaS利用は2年前と比較して95%が増加傾向、SaaSは企業活動の“当たり前”に
  • SaaS利用企業の半数以上が「SaaS管理システム」を導入。91%が導入効果を実感
  • 経営層の61%が情報セキュリティに強い問題意識を持っている


BUNDLE by freeeによる「情シスのSaaS利用実態調査レポート 2025年版」のカバー画像。中央にレポートタイトル、その下に「1000名にアンケート」と記載されています。周囲には、SaaSの利用状況やビジネスシーンを想起させる、多くの人々がPCやタブレット、スマートフォンなどを操作している様子が描かれています。全体的に青と紫を基調とした、モダンで親しみやすいイラストレーションです。

 フリー株式会社(本社:東京都品川区、CEO:佐々木大輔、以下「freee」)が提供するオールインワンSaaS一元管理ツール「Bundle by freee」は、経営者・情報システム担当者1,019人を対象に実施した調査を基に「情シスのSaaS利用実態レポート2025年版」を公開しました。
「情シスのSaaS利用実態レポート2025年版」の詳細は下記のURLからダウンロードが可能です。

「情シスのSaaS利用実態調査レポート2025年版」ダウンロードURL:
https://go.freee.co.jp/rs/548-BFM-800/images/2025_Saas%E5%88%A9%E7%94%A8%E5%AE%9F%E6%85%8B%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E3%83%AC%E3%83%9B%E3%82%9A%E3%83%BC%E3%83%88.pdf

<調査概要>
調査期間:2025年5月30日〜2025年6月5日
調査方法:WEBアンケート方式
調査対象:全国の経営者と情報システム担当者
有効回答:1,019件

■有償のSaaSを利用している企業は61%、利用するSaaS数も前年より増加

「CHAPTER 1-1」と書かれたスライド。メインタイトルは「Q1. 有償SaaSは利用していますか?」で、その下に「過半数以上の企業が有償のSaaSを利用している結果になりました。有償SaaSを利用している企業の半数が6個以上の有償SaaSを使っていると回答しており、また2024年と比較すると、有償SaaSを6個以上使っている企業数の割合は軒並み増えていることから、SaaSにコストをかけることは一般的となったと言えそうです。」という説明文があります。

スライド左側には「Q 有償SaaSを利用していますか?」という質問に対する円グラフがあり、「利用している」が61%、「利用していない」が39%と示されています。
スライド右側には「Q 有償SaaSはいくつ利用していますか?」という質問に対する棒グラフがあり、2024年(薄い青)と2025年(濃い青)のデータが比較さ�れています。棒グラフの項目はSaaSの利用個数で、「6~10個」(20.9%が22.4%に増加)、「11~20個」(11.4%が12.8%に増加)、「21~30個」(3.8%が5.2%に増加)、「31~50個」(4.9%が4.9%で横ばい)、「51個以上」(4.9%が5.2%に増加)となっています。
グラフの下には「N=499 回答方式:シングルアンサー」および「※「利用している」と解答した方の内訳です」と記載されています。

N=499

有償のSaaSを利用している企業は61%を占め、有償SaaSを利用している企業のうち半数が6個以上の有償SaaSを利用していると回答しました。
また2024年と比較すると、有償SaaSを6個以上使っている企業数の割合は軒並み増加してることから、SaaSへの投資が一般的となったと言えます。

■2年前と比較してSaaS利用数は95%が増加傾向に

「CHAPTER 1-2」と書かれたスライド。メインタイトルは「Q2. 2年前と比較してSaaS利用数は増えてますか?」で、中央に大きく「95%以上 増加傾向」と表示されています。

その下には「増えていると回答した企業が95%を越える結果が出ました。これは2024年度に行った同様のアンケートの結果を大きく上回る数字となり、SaaSは、企業活動においていよいよ欠かせないツールとなっていると言えます。」という説明文があります。

スライドの右側には2つの円グラフがあります。
左側の小さい円グラフは「2024年」のデータを示しており、「増えている現状維持」が80%、「減っている」が20%です。
右側の大きい円グラフは「2025年」のデータを示しており、「増えている現状維持」が95%、「減っている」が5%と表示されています。
グラフの下には「N=280 回答方式:マルチアンサー」と記載されています。

N=280

SaaSの利用数について2年前と比較して増えているかの問いに対し、95%以上が「増えている・現状維持」という回答となりました。2024年のアンケートの結果の80%を大きく上回る数字となり、SaaSが企業活動において欠かせないツールとなっていることがわかりました。

■SaaS利用数の増加に伴い、情報システム部門は負担も増加

「CHAPTER 1-5」と書かれたスライド。メインタイトルは「Q5. 情報システム部門において一番時間を割いている業務は?」で、その下に「新規SaaSの導入など、利用するSaaSが増えることにより、ヘルプデスク、キッティング、SaaS管理の業務が、満遍なく負担になっている結果が出ました。また、AI co-pilot端末の登場やリース期限に伴う入れ替えなど、新たなキッティング作業の工数が発生した可能性もあります。」という説明文があります。スライドの中央には大きな円グラフがあり、情報システム部門が最も時間を割いている業務の内訳を示しています。
ヘルプデスク: 35%、社内IT機器のキッティング: 24%、SaaS関連業務: 19% (Google、freee、SmartHRなどのSaaSアイコンが周辺に描かれています)、その他: 23%。円グラフの中心には時計のアイコンが描かれており、時間が費やされていることを示唆しています。グラフの下には「N=528 回答方式:��シングルアンサー」と記載されています。

N=528

上段の設問でSaaSの利用数が増加している状況が明らかになりましたが、それに伴い、情報システム部門では業務時間の約2割をSaaS関連業務に費やすなど、その管理が大きな負担となっている実態が判明しました。

■SaaSを利用する企業のうち57%がSaaS管理システムを利用

「CHAPTER 1-6」と書かれたスライド。メインタイトルは「Q6. SaaS管理システムを利用していますか?」です。

スライドの左側には、大きく「過半数以上が利用している」という結論が示されています。その下には、「SaaS管理システムを導入している企業も過半数を超えるアンケート結果になりました。前スライドで示唆があるようにSaaS管理業務には大きな負担や工数が生じる可能性があり、それらを解決するために導入が進んでいる背景が窺えます。SaaS利用数が20個を超えると、7割以上の企業で管理システムが採用されています。」という説明文があります。スライドの右側には円グラフがあり、SaaS管理システムの利用状況の内訳を示しています。利用している: 57% 利用していない: 43% グラフの下には「N=270 回答方式:シングルアンサー」と記載されています。

N=270

SaaSを利用する企業のうち、SaaS管理システムを導入している企業は57%と過半数を超える結果となりました。2024年のアンケートの結果の54%から3ポイント増加し、SaaS管理業務には大きな負担や工数が生じる可能性があり、それらを解決するために導入が進んでいる背景が窺えます。

■SaaS管理システムを導入する企業の91%が効果を実感し、前年から12%上昇

「CHAPTER 1-7」と書かれたスライド。メインタイトルは「Q7. SaaS管理システムの導入は効果的か?」です。
その下に、「工数・コスト削減だけではなく、シャドーITの検知、権限の適正付与など、セキュリティ、ガバナンスの強化においても手応えを感じている企業が多く見られたのが印象的です。」という説明文があります。スライドの左側には、「Q 導入効果はありましたか?」という質問に対する円グラフがあり、「効果はあった」が91%、「効果はなかった」が9%と示されています。
スライドの右側には、SaaS管理システムの具体的な導入効果がリストアップされており、それぞれパーセンテージと星の評価アイコンが添えられています。
工数削減に効果的: 55.8% (星5つ) - 「入退社に伴うSaaSアカウントの発行、削除が出来るようになった。」
コスト削減に効果的: 52.9% (星4つ) - 「未使用のSaaSアカウントの削除がもれなく出来るようになった。」
適正管理に効果的: 48.6% (星4つ) - 「フォルダやファイル情報の適正付与がもれなく出来るようになった。」
セキュリティに効果的: 31.9% (星3つ) - 「シャドーITの検知が出来るようになった。」
各効果の説明文の横には、顔のアイコンが描かれています。
グラフの下には「N=139 回答方式:シングルアンサー」と記載されています。

N=174

SaaS管理システムを導入する企業においてシステムの導入が効果的であったかとの問いに対して、91%が「効果はあった」と回答しました。
また、導入効果として、工数・コスト削減だけではなく、シャドーITといわれる企業が把握・管理していないIT機器やサービスを従業員が業務に利用する状態の検知、権限の適正付与など、セキュリティー、ガバナンスの強化においても手応えを感じている企業が多くなりました。

■経営層の情報セキュリティへの問題意識は61%が「問題意識あり」、経営陣へのセキュリティ問題提起は「事例共有」「定期的な勉強会の開催」が上位に


「CHAPTER 2-1」と書かれたスライド。メインタイトルは「Q1. 勤務先の経営層は情報セキュリティに問題意識はありますか?」です。
スライドの左側には、大きく「過半数以上が問題意識はある」という結論が示されています。
スライドの右側には円グラフがあり、勤務先の経営層の情報セキュリティに対する問題意識の有無の内訳を示しています。
問題意識はある: 61%
問題意識はない/わからない: 39%
このグラフは、経営層の過半数が情報セキュリティに関心を持っていることを示唆しています。

N=98

「CHAPTER 2-3」と書かれたスライド。メインタイトルは「Q3. 経営陣へのセキュリティの問題提起はどのようにしていますか��?」です。
スライドの右側には、結果の解釈として「経営層への問題提起は、他社事例の共有、定期的な勉強会の開催で促す傾向にあります。情報漏えいなど企業信用に関わる重要な事故をベースとしたホーラーストーリーの共有が積極的に行われている様子が窺えます。経営者といっしょにイベントに参加している企業も多く、SaaS 全盛期のセキュリティの課題は、重要な経営課題のひとつとして多くの方が頭を悩ませている現実が窺えます。」という説明文があります。
スライドの左側には、経営陣へのセキュリティ問題提起の方法とその割合がリストアップされています。
定期的に経営層へ他社のセキュリティ事故の事例を共有している: 29.6% (吹き出しと人物のアイコン)
レポートを作成して、定期的に経営層へ共有している: 16.3% (レポートとチェックマークのアイコン)
経営層に定期勉強会を開催している: 28.6% (書籍と矢印のアイコン)
経営層と共に外部のセキュリティ関連のイベントに参加している: 25.5% (カレンダーと人物2名のアイコン)
棒グラフの下には「N=30 回答方式:シングルアンサー」と記載されています。

N=98

経営層の情報セキュリティに対する問題意識は「問題意識はある」が61%となり、過半数以上が問題意識を持っていることがわかりました。
また、経営層への問題提起をどのようにしているかという問いに対して、「他社事例の共有」「定期的な勉強会の開催」が上位となりました。
情報漏洩など企業の信用に関わる重要な事故をベースとしたインシデント対応談の共有が積極的に行われていることと、経営者とともにに関連のイベントに参加している企業も多く、SaaS全盛期のセキュリティの課題は、重要な経営課題のひとつとして多くの方が頭を悩ませている現実が伺えます。

■「Bundle by freee」ではSaaS管理を効率化


Bundle by freee のロゴ。左側に三つの重なった四角形(上から水色、緑色、濃い緑色)のアイコンと、黒字で「BUNDLE」の文字。右側には薄い青字で「by」の文字、その横に青いツバメの形をしたロゴマーク、そして手書き風の青い文字で「freee」と書かれています。

Bundle by freeeは、情報システム部、人事部、総務部向けの作業自動化ツールです。
入退社および異動時における、SaaSのアカウント発行や削除、アカウントの棚卸し作業を自動化します。外部共有したままのファイルやフォルダの棚卸しも自動化し、それらの大元になる人事データの統合を行うことも可能です。また端末や備品も台帳管理をすることが可能です。
情報システム部は企業の基盤を管理する重要な業務を担う一方で、日々の業務や、突発的な業務で多忙なため、新しい提案を行いにくい環境下にあります。Bundle by freeeでは人がやるべきでない作業を自動化して取り除き、情報システム担当が本来取り組みたい業務を遂行できる環境を提供します。

Bundle by freee:https://bundle.jp/



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