その他2025-11-18

京都ハンナリーズを運営するスポーツコミュニケーションKYOTOが「freee販売」を導入 システムコストを3分の1に削減し、スポンサー管理と経費精算を効率化

フリー株式会社(本社:東京都品川区、CEO:佐々木大輔、以下「freee」)は、プロバスケットボールクラブである京都ハンナリーズを運営するスポーツコミュニケーションKYOTO株式会社(本社:京都市下京区、代表取締役社長:松島鴻太、以下「スポーツコミュニケーションKYOTO」)のfreee販売の導入と活用事例を公開したことをお知らせします。

黒いジャケットを着用し丸眼鏡をかけた男性が、白い壁のオフィスらしき空間に立っています。左奥には青い背景に「KYOTO HANNARYZ SPORTS COMMUNICATION KYOTO INC.」と書かれたプレートがあり、男性は胸の前で青と白のチームロゴ入りバスケットボールを抱えています。

                       執行役員CFO(最高財務責任者)恒川錬様

■グッズの過剰在庫とスポンサー費用の請求漏れにより、案件管理体制の刷新を検討

スポーツコミュニケーションKYOTOは、2008年より京都府でプロバスケットボールクラブ「京都ハンナリーズ」を運営しています。日本の男子プロバスケットボールリーグであるBリーグが年々勢いを増す一方で、同社のバックオフィスは二つの大きな課題を抱えていました。
一つ目は、稟議フローが機能していないことによる在庫損失です。具体的には、選手の移籍に伴いグッズがシーズンごとに刷新されるにもかかわらず、必要数の見通しが不透明なまま自由に発注が行われていました。この結果、翌シーズンへの繰り越しができないグッズの過剰在庫が、大きな損失となっていました。
二つ目の課題は、案件管理が適切に行われていないがゆえの請求漏れの発生です。スポンサーの契約期間や更新時期などの案件管理から、納品書や請求書の帳票発行までの管理を以前の案件管理システムを活用して一元管理するルールであったものの、ほとんど活用されていない状況でした。結果として、表計算ソフトによる煩雑な管理で業務を補わざるを得ない二重管理体制に陥っていました。この工数のかかる状況から、高額案件には十分な注意が払われる一方で、少額案件の管理が手薄になり全案件のうち約10%の案件において請求漏れが発生していました。

■システムのカスタマイズと法改正対応が不要になり属人化の解消を実現

黒いジャケットに明るい色のポロシャツを着た眼鏡の男性が、白い壁を背景にした会議室で、身振り手振りを交えながら熱心に話している様子を捉えた上半身のクローズアップ写真です。手前にはテーブルの一部や黒い椅子、スマートフォンらしきものが写っています。

案件管理システムを検討する中で、freeeの担当者との面談を経てfreee販売の導入を決定しました。最大の決定要因は、freeeの担当者より「freee販売は、発注の前段階から稟議フローを通すように仕組み化できるため、グッズの過剰発注を防止でき、受発注データをfreee会計と共有できる唯一のプロダクト」という具体的な説明があったためです。この面談を通して、将来的にfreee会計を含めたバックオフィス全体をfreeeのプロダクトで統合的に管理したいという気持ちが芽生えました。また、freee販売はカスタマイズする必要なく利用でき、システム側で法改正などの外部環境の変化を自動的に反映してくれるため、属人化を避けられる点にも大きな魅力を感じました。
導入プロセスも非常に円滑に進み、日頃のコミュニケーションツールでのチャットサポートに加え、週一回のミーティングでも運用の相談ができる環境が整っていた点はシステム移行の際の安心材料になりました。特に、freeeの担当者の「なんでも聞いてください」という姿勢と丁寧なサポートにより、スムーズにfreee販売の導入を完了することができました。

■請求漏れ、経費精算業務、システムコストを削減し、一石三鳥
導入による最大の成果は「稟議フローの確立」を実現したことにより、稟議を通さないと取引を開始できない仕組みを構築できた点です。現在では取引の状況が明確になり、予算管理が厳格になったことで、受注や請求のミスや請求漏れが大幅に改善されました。
また、同時に導入したfreee経費精算も業務効率化に貢献しています。クラブチームは試合会場に足を運ぶ業務も多く、経費精算の作業が煩雑になりがちでしたが、現在はfreee経費精算のアプリ上で経費精算を行うことが可能になり、一人ひとりの経費精算の手間を削減できました。さらに、freee販売への移行で、システム費用を3分の1までコストカットができ、将来的にはfreeeのプロダクトでバックオフィスを統合したいと考えています。今後は、京都ハンナリーズとして試合を勝ち抜き日本一を目指し、システムの面においても働きやすい環境を築きあげていきたいです。

導入事例URL:https://www.freee.co.jp/cases/sckyoto/

■スポーツコミュニケーションKYOTO株式会社 概要
会社名:スポーツコミュニケーションKYOTO株式会社
代表者:代表取締役社長 松島鴻太
設立: 2008年7月1日
所在地:京都府京都市下京区七条御所ノ内中町64番地1 OES BLDG.5階
https://hannaryz.jp/team-info/profile/



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