freee株式会社(本社:東京都品川区、CEO:佐々木大輔、以下「freee」)は、株式会社千葉銀行(本社:千葉県千葉市、頭取:佐久間英利、以下「千葉銀行」)と参照系のAPI(注1)である「TSUBASA FinTech共通基盤」を活用した個人口座(個人事業主含む)の利用明細の取り込みを開始したことをお知らせします。
API連携以前は、千葉銀行のインターネットバンキングのユーザーIDとパスワードを「クラウド会計ソフトfreee(以下、会計freee)」上に保存していただくことで、その情報を用いてシステムが機械的にオンライン・サービスへログインし、利用明細を「会計freee」に取り込んでいました(注2)。
今回の連携により、ユーザーは「会計freee」にユーザーIDとパスワードを保存することなく、千葉銀行の利用明細を自動連携できるようになり、より安全かつ安定的に「会計freee」での自動仕訳など明細連携のメリットを享受いただけるようになります。
また、今回の「TSUBASA FinTech共通基盤」との連携により、今後はインターネットバンキングの契約がなくても、無料で使える「ちばぎんID」(注3)の登録により、会計freeeと自動連携ができるようになります。
なお、法人口座も、2020年5月末までのAPI連携を進めております。
今後も各金融機関との連携を進め、お客様にとって使いやすいサービスを目指してまいります。
(注1)金融機関の口座情報を外部連携するAPI には、参照系APIと更新系APIの2種類あります。参照系APIは金融機関の入出明細や残高情報等を外部サービスに情報連携するAPIで、更新系APIは外部サービス内から振込に係る情報連携を実現するAPIです。
(注2)スクレイピングと呼ばれる手法
(注3)https://www.chibabank.co.jp/id/