サービス情報2020-02-03

freee、全国252の信用金庫と、法人・個人向け口座のAPI連携を2月3日から開始

freee株式会社(本社:東京都品川区、CEO:佐々木大輔、以下「freee」)は、一般社団法人全国信用金庫協会(東京都中央区、会長:佐藤浩二、以下「全国信用金庫協会」)と、API連携に関する契約を締結し(注1)、全国信用金庫協会に加盟する256の信用金庫のうち、252の信用金庫(注2)とのAPI連携を開始します。参照系のAPI(注3)を活用したインターネットバンキングとのAPI連携となり、利用明細の取り込みを2月3日から順次開始します。
freeeは既に、多くの信用金庫と法人向けインターネットバンキングのAPI連携を実現しておりますが、この度、個人向けも含めたAPI連携を開始することとなりました。

API連携以前は、信用金庫のインターネットバンキングのユーザーIDとパスワードを「クラウド会計ソフトfreee(以下、会計freee)」上に保存していただくことで、その情報を用いてシステムが機械的にオンライン・サービスへログインし、利用明細を「会計freee」に取り込んでいました(注4)。
今回の連携により、ユーザーは「会計freee」にユーザーIDとパスワードを保存することなく、信用金庫の利用明細を自動連携できるようになり、より安全かつ安定的に「会計freee」での自動仕訳など明細連携のメリットを享受いただけます。

今後も各金融機関との連携を進め、お客様にとって使いやすいサービスを目指してまいります。

(注1)全国信用金庫協会は、信用金庫とfreeeとのAPI連携を円滑に進めるため、両者で必要な事務の取り次ぎ・取りまとめを行い、API連携に同意した信用金庫の代理人としてfreeeと契約を締結しています。

(注2)今回連携する信用金庫の一覧はこちらをご覧ください
https://corp.freee.co.jp/uploads/2020/02/信金接続先一覧2020.pdf

(注3)金融機関の口座情報を外部連携するAPI には、参照系APIと更新系APIの2種類あります。参照系APIは金融機関の入出金明細や残高情報等を外部サービスに情報連携するAPIで、更新系APIは外部サービス内から振込に係る情報連携を実現するAPIです。
(注4)スクレイピングと呼ばれる手法