人的資本経営に向けた
取り組み
DEI(ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン)
多様なメンバーの活躍支援
freeeでは、2018年より一貫して、多様な人材が持続的に活躍できる環境を作るために、入社時及び管理職登用時にダイバーシティに関する研修(「アンコンシャス・バイアス」研修を含む)やアクセシビリティー研修を行い、継続的に全社に対する意識醸成を行っています。
freeeグループはLGBTQ+ (レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダー・クエスチョニング、その他性的マイノリティ)等の多様なメンバーが活躍しやすい環境づくりとして全社研修や、相談窓口の設置、同性パートナーも対象にした制度づくり等に取り組んでいます。2024年5月より、「freee人事労務」を用いて、従業員の性別について戸籍上の性別とは別に生活上の性別を所属組織を介さずに登録できる仕組みを作り、移行期前後に関わらずトランスジェンダー当事者が会社での日常生活において安心して過ごすことができる環境を整備しました。work with Pride 主催「PRIDE指標」で「ゴールド」賞を獲得、加えてD&I Awardでは「BEST WORKPLACE」(最高位)、「Top Inclusive Company賞」を受賞しています。
ジェンダーギャップの解消目標の設定
freeeでは、社内で意思決定に関わる従業員の多様性向上を目指す上で、特に「最大のマイノリティ」たるジェンダーに関わるギャップの解消を重要と位置づけており、「2030年6月期に社員および管理職比率において男女ともに最低45%を達成(残り10%には男女どちらにも性別を分類できないケースを含む)」を目標として掲げています。
目標の設定に先立っては、2023年に代表取締役から全社に向けた「ジェンダーによらず活躍しやすい環境作り」の宣言を行い、日常のコミュニケーションを通して職場環境を整えていく意思を示しています。
多様なキャリアと働き方の可視化
freeeでは、社内でロールモデルを見つけにくくなりがちなマイノリティに向け、社内の他部署のメンターを紹介するキャリア相談制度「キャリ アよろず相談窓口」の他、エンジニアリング組織においてはロール定義とキャリアステップごとのスキル要件の明示により、個々人の目標設定・成長を支援し、アサインメントの最適化、キャリアの多様化が進んでいます。
さらに、男女を問わず育児に関わるメンバーが情報交換・交流できるコミュニティとして「つばめっ子クラブ」も積極的に活動を行っています。
合理的配慮への対応方針
freeeではこれまでもお客様や従業員等のステークホルダーから自身の障害に起因する困りごとに関する相談があった場合には、建設的な対話を通して解決策を模索し、必要な調整を行ってきました。